厚生労働省は、3月を「自殺対策強化月間」として、自殺防止に向けた集中的な啓発活動を実施しています。自殺者数は前年度と同様に2万人を超える高水準を継続し、児童生徒も同様です。
自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題です。自殺対策強化月間では、関係府省庁、自治体、関係団体が力を合わせて、電話やSNSによる相談支援体制の拡充や、主に中高年層やこども・若者に向けて、ポスターや動画による相談の呼びかけなど集中的な啓発活動を実施します。
自殺対策というと、今まさに目の前の危機にのみ対応する・専門家の領域と思われる方も多いのですが、安心できる日常づくりがその根幹です。
「自殺対策強化月間」をきっかけに、私たちにできることから始めませんか? 相談窓口を調べてみたり、情報をシェアするなど、普段からできることがあります。ああなたも誰かのゲートキーパー です。
SOSの出しやすい環境づくりを一緒に目指しませんか?