3月は自殺対策強化月間です

厚生労働省は、3月を「自殺対策強化月間」として、自殺防止に向けた集中的な啓発活動を実施しています。自殺者数は前年度と同様に2万人を超える高水準を継続し、児童生徒も同様です。

自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題です。自殺対策強化月間では、関係府省庁、自治体、関係団体が力を合わせて、電話やSNSによる相談支援体制の拡充や、主に中高年層やこども・若者に向けて、ポスターや動画による相談の呼びかけなど集中的な啓発活動を実施します。

自殺対策というと、今まさに目の前の危機にのみ対応する・専門家の領域と思われる方も多いのですが、安心できる日常づくりがその根幹です。

「自殺対策強化月間」をきっかけに、私たちにできることから始めませんか? 相談窓口を調べてみたり、情報をシェアするなど、普段からできることがあります。ああなたも誰かのゲートキーパー です。

SOSの出しやすい環境づくりを一緒に目指しませんか?


まもろうよこころ/相談窓口検索

<東京都中野区>若者向け『ゲートキーパー養成出張講座』依頼の受付を開始します

”令和5年度 中野区健康福祉部保健予防課委託事業”

この度、GKTでは東京都中野区より委託を受け、開催を希望される区内の教育機関や団体等の依頼で若者向け出張講座を実施することになりました。

中野区では、10代後半~20代前半の早期から、ストレスへの対処の仕方、悩みを抱えたときの周囲へのSOSの出し方を学ぶことで、その先の人生で起こる様々な困難に対する対応力や援助希求能力の向上を目指します。あわせて「ゲートキーパー」の役割についても学び、同世代の若者達がSOSを受け取り、適切な対応ができるような互助の醸成も目的とします。

養成出張講座を開催ご希望の中野区内の教育機関や団体さまは下記内容をご確認の上、まずはGKTまでご連絡ください。(開催費:無料)

今回の募集は令和6年3月31日開催分まで。開催可能回数も限られますので、ご興味をお持ちの教育機関・団体さまは、早めにお問い合わせください。

チラシはダウンロードできます → こちら