厚生労働省は、3月を「自殺対策強化月間」として、自殺防止に向けた集中的な啓発活動を実施しています。昨年の自殺者数は前年を上回り(現時点では暫定の統計数との比較)、特に中高年男性の増加や小中高生の自殺者数が過去最多となっています。
自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題です。自殺対策強化月間では、関係府省庁、自治体、関係団体が力を合わせて、電話やSNSによる相談支援体制の拡充や、主に中高年層やこども・若者に向けて、ポスターや動画による相談の呼びかけなど集中的な啓発活動を実施します。
このような状況に対して私たちにも出来ることがあります。例えば、知ること、伝えること、シェアすること・・・それにより、必要な方々へ、必要な情報を届けられます。これも大切なゲートキーパー活動です。
・悩みをお持ちの方へ
・悩みや気持ちをきかせてください 〜若い世代のみなさんへ〜
・いのちをささえる自殺対策の推進のために
「ゲートキーパー」特別な人ではありません。日常生活の関わりから寄り添い、孤独・孤立を防ぐことでもその役割が果たせます。つまり、私たちは皆が誰かのゲートキーパーなのです。
GKTでは講座などを通じてゲートキーパー養成を行っています。興味や関心をもたれ方は一度受講してみませんか。そして、出来ることを出来る範囲で行い「生きる人を支援する人」になりませんか。